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この路線は、５年ほど前に廃止になった、信越本線の横川〜軽井沢間の代替バスである。
代替バスという事で、かつての信越本線を懐かしんでのる人が多かったり、行楽シーズンに遅延や積み残しが発生する事が問題視されているようだが、単なるバス路線として見れば結構面白い路線である。この路線の通る碓井バイパスは、山裾を緩やかなカーブを描きながら横川に下っていくので、山の中をほぼ直線で下る信越本線に比べると眺めがいい。夕方であれば所々に突き出た岩や峯が西日で紅く染まってこれが何ともいえない。道の方は幹線道路でもあり、ブレーキ故障車のための車止めが随所にある以外は普通の整備された山道である。
この路線はＪＲバス関東による運行である。関東に限らず、ＪＲバスは室内がそっけない。新車の場合、機能美を感じられないこともないが、広告は望めないとしても、きれいな路線表、運賃表位は欲しい。私個人的には民間のバスの方がバリエーションがあって面白く、ＪＲバス中心の乗り潰し報告をみて不思議に思ってしまったりするのだが、これには多分に偏見が入っているような気もする。
私が乗車したのは軽井沢発のバイパス経由の便（正確には覚えていないのだが、２００１年の１２月、篠ノ井線の姨捨で年に似合わず雪遊びをした記憶がある。）であるが、登り便、旧道経由の便などにはまた別の魅力があると聞く。１度乗車してみたいものである。
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